JBL COVEの3モデルは、省スペースと予算を重視するならM1、電源コードなしで部屋を移動したいならP1、リビングに据え置いて立体的な音楽再生を楽しみたいならX1が比較の出発点です。
ハーマンインターナショナルは2026年10月2日、新しいホームオーディオシリーズを発表しました。国内発売は10月下旬予定。名前は似ていますが、バッテリーの有無や大きさ、Dolby Atmos Musicへの対応が異なります。
この記事では音質を試聴した評価ではなく、公式情報から価格・重さ・置き場所を比較します。テレビにつなぐ場合の注意点や、2台に増やしたときの予算も整理します。
情報確認:2026年10月3日(日本時間)。価格は同日時点のJBL公式オンラインストア掲載価格(税込・1台)です。発売時期・仕様・価格は変更される場合があります。

JBL COVEとは?1台から始められるWi-Fiスピーカー
COVEは、Wi-FiとBluetoothに対応したワイヤレススピーカーのシリーズです。スマートフォンなどの音楽を聴くだけでなく、複数の部屋にスピーカーを置いて連携させる使い方も想定されています。
メーカーの説明では、1台だけの利用、同じモデル2台でのステレオペア、複数の部屋をつなぐマルチルーム再生に対応します。最初から家全体の分を購入する必要はありません。
Wi-Fiを使う設定や機器の管理には「JBL One」アプリを利用します。AirPlay 2、Google Cast、Spotify Connect、Qobuz Connectなどへの対応も案内されています。普段の音楽サービスとスマートフォンで使える再生方法を確認すると、導入後の操作を想像しやすくなります。
対応サービスがあることと、そのサービスを無料で使えることは別です。有料契約が必要な機能や、地域によって利用できないサービスもあります。音楽配信の月額料金は、スピーカー代と分けて考えましょう。
M1・P1・X1の違いを比較|価格・大きさ・電源
| 比較項目 | COVE M1 | COVE P1 | COVE X1 |
|---|---|---|---|
| 公式価格・1台 | 35,200円 | 68,200円 | 74,800円 |
| 使い方の特徴 | コンパクトな据え置き型 | バッテリー内蔵のポータブル型 | 上位の据え置き型 |
| 本体サイズ 幅×高さ×奥行き |
125×184×125mm | 146×233×147mm | 260×178×172mm |
| 本体重量の目安 | 約1.7kg | 約3.3kg | 約4.9kg |
| バッテリー再生 | なし | 最大14時間 | なし |
| Dolby Atmos Music | 非対応 | 対応 | 対応 |
| 防塵・防水 | 性能の掲載なし | IP56・本体のみ | 性能の掲載なし |
サイズ・重量の目安は国内発売発表の仕様表に基づきます。公式製品ページの正味重量はM1が1.65kg、P1が3.26kg、X1が4.88kgです。P1の充電クレードルは別で、国内発表では約0.2kg。最大再生時間は使用環境により異なります。
小さいM1にも電源ケーブルは必要です。「ワイヤレス」は音声の接続方法を指しており、3モデルすべてがコードなしで動くという意味ではありません。
表の出典:ハーマンインターナショナルの国内発売発表・主な仕様/M1・P1・X1の公式製品ページ
選び方の図解|まず「電源なしで動かすか」
バッテリーあり。約3.3kgを持てるかも確認。
幅125mm/35,200円
幅260mm/74,800円/Atmos Music対応
公式仕様を基にした当ブログの選び方。音質の好みは試聴で確認。

M1が向くのは?書斎や寝室で予算を抑えたい場合
M1は3モデルの中で小さく、価格も低いモデルです。本体の幅と奥行きは各125mmで、書斎の机や寝室の棚など、設置候補を探しやすいサイズです。
ただし、置き場は本体寸法ぴったりで考えないほうがよいでしょう。電源ケーブルを取り回せるか、ボタンを操作できるか、棚から落ちにくいかまで確認する必要があります。必要な設置間隔は製品の取扱説明書に従ってください。
当ブログの判断では、まず1部屋で音楽を聴きたい人はM1を比較の基準にできます。1台で始めてから必要性を考えられるため、使い方が決まっていない段階で台数を増やす出費を避けやすくなります。
一方、COVE単体でDolby Atmos Musicを楽しむことが優先なら、M1は対象から外れます。公式発表の注記では、対応するのはP1とX1です。
P1が向くのは?リビングとキッチンを行き来したい場合
P1はバッテリーを備え、充電クレードルも付属します。最大14時間再生と案内されていますが、使い方によって時間は変わるため、毎回その時間を保証するものではありません。
据え置き型との大きな違いは、コンセントから離れた場所でも使えることです。昼はリビング、夕方はキッチンという使い方を考えているなら、移動のたびに電源ケーブルを差し替えなくてよい点が選ぶ理由になります。
ただし本体は約3.3kgあります。毎日の階段移動や外出時の持ち歩きを想定しているなら、軽量な小型スピーカーと同じ感覚で選ばず、持ち上げやすさと移動経路を確かめたいところです。ポータブルという名称だけで負担の少なさは判断できません。
IP56の防塵・防水性能は本体のみです。充電クレードルも同じ防水性能だと考えたり、水中で使えると解釈したりせず、使用環境を取扱説明書で確認してください。

X1が向くのは?リビングに常設して音楽を楽しむ場合
X1はDolby Atmos Music対応の上位モデルです。公式発表では合計6基のスピーカーを搭載し、出力は合計200W。M1とP1は合計120Wと案内されています。
ただし、出力が大きいほど全員に適しているとは言い切れません。音質の好み、部屋の広さ、普段の音量、近隣への配慮もあるため、仕様だけで「一番よい音」と順位を付けることはできません。
X1の幅は260mm、重量は約4.9kgです。頻繁に移動するより、リビングの安定した置き場に常設する想定が比較しやすいモデルと考えます。買ってから棚の幅が足りないと分かるのを防ぐため、設置面の寸法を先に測りましょう。
P1との差額は6,600円です。この2機種で迷う場合、「少し追加して上位モデルにするか」だけでなく、「バッテリーが必要か」を先に決めると判断が整理できます。P1はX1の単なる安価版ではなく、持ち運びを重視した別の選択肢です。
テレビにつなげる?普通のサウンドバーと同じではない
COVEをテレビ用に買う場合は、JBL BAR MK2シリーズとの連携と、テレビから直接接続する方法を分けて確認してください。国内発売発表の入力系統は、3モデルともWi-FiとBluetoothです。HDMI入力や光デジタル入力を備えたサウンドバーとしては案内されていません。
公式シリーズ紹介では、2台のM1またはP1をJBL Bar MK2シリーズのサウンドバーと組み合わせるサラウンド構成が示されています。すでに持っているサウンドバーが対象か、必要な台数、設定方法を確認することが先になります。
X1のリアスピーカー機能は、国内発表では後日のファームウェア更新による対応予定です。発売時から同じ機能が使える前提で購入せず、購入時点での対応状況をメーカーに確認してください。
テレビがBluetooth音声出力を持っていれば接続候補になりますが、本記事ではテレビとの組み合わせを実機検証していません。映像と音のずれ、音量操作、接続の安定性は組み合わせによります。テレビの声を聞き取りやすくすることが主目的なら、テレビ側の端子と対応機器を先に調べましょう。
また、P1とX1のAtmos Music対応は、再生する音楽サービスや楽曲の条件も確認が必要です。Bluetoothでつなげばどんな音源でもAtmosになる、という意味ではありません。
接続条件の確認先:JBL公式のシネマサウンド案内と国内発売発表の注記4・5

2台に増やすといくら?総予算から考える
同一モデル2台のステレオペアを検討するなら、1台の値段だけで選ばないことが大切です。2026年10月3日の公式価格を単純に2倍すると、次の金額になります。
| 同一モデル2台 | 本体代の合計(税込) |
|---|---|
| M1×2 | 70,400円 |
| P1×2 | 136,400円 |
| X1×2 | 149,600円 |
これは割引・送料・追加機器・音楽サービス代を含めない本体価格の計算です。サウンドバー連携が目的なら、サウンドバーの購入費も別途考える必要があります。
M1を2台にした本体代70,400円は、X1を1台購入する74,800円より4,400円低い計算です。ただし機能や使い方は同じではありません。左右のステレオを重視するのか、対応音源の立体的な再生を重視するのか、設置条件と合わせて比較するための数字です。
まだ用途が決まっていないなら、まず1台で聴く部屋を決め、追加の必要性を判断する方法があります。反対に、最初から左右2台で聴く目的が明確なら、予算と置き場を2台分確保して比較しましょう。
発売前に確認すること|店頭で見るなら重さと操作
国内発表は10月下旬発売予定、公式製品ページは10月末発売予定と案内しています。具体的な発売日や自分の注文の到着日は断定せず、購入先の配送予定を確認してください。予約できる表示と、すぐ届くことは別です。
試聴できる機会があるなら、いつも聴く曲を普段に近い音量で再生できるか確認すると比較しやすくなります。低音の量だけでなく、操作の分かりやすさ、P1の持ち上げやすさも見ておきたい点です。本記事のアイキャッチはイメージ画像で、製品外観は公式ページで確認できます。
- 置き場の幅・奥行きと電源の位置を測る
- 使う音楽サービスと再生方法を確認する
- P1は移動頻度と本体の重さを考える
- テレビ用途はテレビの出力端子と対応機器を確認する
- 2台構成なら本体代と設置場所を2台分見積もる
- 販売店の配送日・保証・返品条件を確認する
ネットで価格を比較する際は、モデル名と色、1台かセットか、販売店、送料をそろえましょう。買い物イベントの条件を調べる場合は、関連記事「楽天ジャンル祭とお買い物マラソンの違い」も参考になります。COVEがキャンペーン対象かどうかは、個別の商品表示で確認してください。

【50代研究員のまとめ】高いモデルより、毎日使う場所を基準に
JBL COVEは、M1がコンパクトな据え置き型、P1がバッテリーを備えた移動向け、X1が立体的な音楽再生に対応する上位の据え置き型という違いがあります。
当ブログでは、まず「どの部屋で聴くか」「電源コードなしで移動するか」を決め、その後に音源の対応と総予算を比べる順番を提案します。1台で始められるので、必要性が見えないまま家全体の台数をそろえる必要はありません。
テレビ連携や追加機能には対応条件があります。発売時点の最新仕様と配送予定を公式ページで確認し、音質の好みは可能なら試聴して判断しましょう。


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