ブログのジャンルはどう決める?初心者向けテーマ選びの考え方

ブログ初心者講座第3回「ジャンルの決め方」。50代研究員とあい教授がテーマの候補を考えるイラスト 50代からのブログ初心者講座

50代から始めるブログ初心者講座 第3回

ブログのジャンルを決めるときは、「興味が続くこと」「自分が根拠を持って説明できること」「読者が困っていること」を重ねて考えましょう。最初から一生変えないテーマを決める必要はありません。候補を比べ、試しに記事の見出しを作れるところまで進めるのが、今回の目標です。

前回は、ブログを始める道具や予算を整理しました。まだ準備に迷っている方は、第2回「ブログの始め方」も参考にしてください。今回は、何について書く場所にするかを考えます。

50代研究員と、AIの解説役「あい教授」の会話に解説を挟んで進めます。あい教授は架空のキャラクターで、実在の教授ではありません。会話は説明用に構成し、確認できた実際の選択は別に紹介します。

「稼げそう」だけで決めると、何に困る?

50代研究員
50代研究員

ブログのジャンル、これがまた迷うね。せっかく副業にするなら、収益につながりそうなものを選びたくなるな。

あい教授
あい教授

収益の仕組みを考えるのは大切です。ただ、その話題を自分で確かめて説明できるかも見ましょう。候補ごとに「誰の、どんな疑問に答えるか」を書くと、比べやすくなります。

ジャンルとは、ブログで扱う話題の分野です。旅行、暮らし、スポーツ、ブログ運営などが候補になります。「テーマ」は、記事で説明する内容をもう少し具体的にした言葉として、この講座では使います。たとえば旅行というジャンルの中で、帰省の荷物や宿の選び方をテーマにできます。

広告の報酬が気になる分野でも、書く材料がなければ記事を作りにくくなります。実際には使っていない商品を、使った感想として紹介することもできません。逆に、好きな話題でも、自分の感想だけで終わると、困りごとを解決したい読者に十分答えられない場合があります。

この講座では、報酬だけで順位をつけず、「書く材料」と「読者の疑問」がつながる候補を先に探します。収益化は第11回で詳しく扱います。特定のジャンルを選べば稼げる、という保証はありません。

図解:3つの条件から、試すテーマを選ぼう

ジャンル選びは
3つの条件を重ねよう
1|興味が続く

また調べたい・考えたい

2|根拠を示せる

経験・記録・公式情報がある

3|読者の疑問

誰が、何に迷っている?

↓
生活の中で続けられるか確認

調査の時間・追加費用・更新の負担を見る

↓
候補を1つ選び、見出しで試す

これは本講座の選び方の提案です。検索順位や収益を予測する図ではありません。条件がそろっていても、読者に届くか、収益になるかは別に確認していきます。

好きなことを「誰かの疑問」に言い換える

まず、日常でよく調べること、続けてきたこと、人から尋ねられたことをメモします。立派な資格や珍しい趣味だけを探す必要はありません。ただし、長く経験したことなら何でも正確に説明できる、という意味でもありません。

「旅行が好き」で止めず、旅行前に自分が何を比べるのか考えてみましょう。移動の負担、荷物、予約条件など、読者が決める場面に近づけると、記事で扱う内容が見えてきます。次の表はテーマの記入例で、研究員本人の趣味や経験を示すものではありません。

広い候補 読者と疑問の例 集める材料の例
旅行 久しぶりに帰省する人が、荷物をどう減らすか 持ち物の記録、交通・配送の公式条件
暮らし 買い替えを考える人が、どの違いを見るか 製品仕様、使用条件、比較した理由
スポーツ 試合を追う人が、次戦の日時を確認したい 大会・チーム・放送元の公式案内
ブログ運営 開設した初心者が、下書き保存で迷っている 実際の操作記録、公式の手順

同じ旅行でも「旅行全般を全部紹介する」と「荷物や移動で迷う人を助ける」では、調べる範囲が変わります。最初の記事では、ひとりの読者がひとつ判断できる範囲に絞ると、説明の不足にも気づきやすくなります。

50代研究員
50代研究員

長くやってきたことなら、何でも記事になると思ってた。でも「誰の疑問か」を足すと、急に具体的になるね。

あい教授
あい教授

経験を全部並べる必要はありません。そのとき何を比べたか、何を確かめたかを整理しましょう。自分の経験だけでは答えられない部分は、公式情報で補うか、記事の範囲から外します。

雑記ブログと特化ブログ、どちらにする?

雑記ブログは複数の分野を扱うブログ、特化ブログは分野や読者を絞って扱うブログです。どちらが必ず有利かを、この段階で決めつける必要はありません。自分が準備できる材料と、読者へ伝えたい目的で考えましょう。

形 試しやすい点 気をつけたい点
複数分野を扱う いくつかの候補を書き比べられる 記事ごとの読者が散らばり、案内を整理する必要がある
分野を絞る 関連する疑問を続けて説明しやすい 狭くしすぎると、書ける材料が足りなくなることがある

複数の分野を扱う場合も、「何でも思いついた順に書く」だけにしない工夫ができます。たとえば、暮らしと家電の記事を「購入前に費用と手間を確かめたい人」という読者でつなぐ方法です。テーマの数と、サイトの目的があるかは分けて考えます。

Googleの公式ガイドでは、想定する読者やサイトの主要な目的・テーマ、独自の情報や分析などを確認するよう案内しています。「特化なら自動的に上位」「複数分野なら検索に出ない」という意味ではありません。ここから本講座では、分野が違っても読者の判断を助ける軸を持つことを提案します。

Google:ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成を参照できます。検索で見つけてもらうための考え方は、第9回でも説明します。

会社員なら「調べ続ける負担」も比較する

気になる話題が多くても、仕事の後に使える時間は限られます。記事を書く時間だけでなく、情報が変わったときに確認し直す時間も考えておきましょう。年齢だけで難しさが決まるわけではなく、生活の予定と作業量が合うかを見るための確認です。

発売・料金・試合日程などは、公開後に変更されることがあります。最新の話題は調査の機会が多い一方、確認すべき情報も動きます。自分が使える時間に、更新の作業を含めて考えましょう。

体験を書くために買い物や旅行を増やさないと材料が集まらない候補なら、その追加費用も見ます。手元の記録や公式資料で説明できることから始めるほうが、無理のない範囲を把握しやすくなります。比較した結果を掲載する場合は、比べた条件をそろえ、使っていないものは仕様の比較として説明します。

50代研究員
50代研究員

毎回新しい商品を買わないと書けないテーマだと、お金も時間も大変そうだ。記事にする前に、そこも見ないとね。

あい教授
あい教授

候補ごとに「手元にある材料」と「これから必要な材料」を分けましょう。仕事の合間に確認できる範囲か、費用をかけなくても答えられる疑問があるかを見ると、選ぶ理由が残ります。

候補を3つ書き、1つだけ見出しで試す

ここからは、選び方を具体的な作業にします。候補3つ、疑問3つは本講座の練習用の目安です。収益化や検索順位を保証する数ではありません。少数でも、根拠まで考えられるなら十分です。

  1. 候補を挙げる:関心が続きそうな分野を3つまでメモする。
  2. 読者を一文にする:誰が、どの場面で、何に迷っているかを書く。
  3. 答える材料を分ける:自分の経験・記録・公式情報・未確認の項目を整理する。
  4. 負担を比べる:調査と更新に使える時間、必要な追加費用を見る。
  5. 1つで試す:読者の疑問を3つ挙げ、答える順に仮の見出しを並べる。

たとえば「帰省時の荷物」を試すなら、「何を手元に残す?」「何を先に送る?」「発送条件はどこで確認する?」という見出しが考えられます。答えに使う材料が見つからないときは、言葉だけで本文を埋めず、疑問を狭めるか別の候補を試します。

検索画面を見る場合は、仮の疑問を自分で検索し、公式の案内と、説明が足りないところをメモします。上に出た記事の見出しを丸ごと写す作業ではありません。検索結果は条件や時点で変わるので、表示された件数だけから需要の大きさや競合の弱さを断定しないようにします。

仮の見出しを作ってみると、「好きだけれど説明する材料が少ない」「調べる先が明確で進められそう」といった違いを確かめられます。第4回では記事ネタの探し方、第6回では見出しを組み立てる方法を詳しく扱います。

医療・お金など、間違いの影響が大きい分野は慎重に

健康、投資、税金などは、誤った説明が読者の生活に大きく影響する可能性があります。「収益になりそう」という理由だけで、判断や手続きを勧める記事を選ばないようにしましょう。これは題材を禁止する話ではなく、自分が責任を持って答えられる範囲を考えるための注意点です。

自分の体験を一般的な効果や正解として広げず、制度や条件は公式情報で確認します。特に医療やお金に関わる説明では、専門的な根拠や確認が必要になります。今回の練習では、専門判断を勧めずに答えられる日常の疑問から考える方法もあります。

50代研究員
50代研究員

AIに「稼げるジャンルを選んで」って聞けば、候補は出そうだよね。でも、そのまま決めるのは早いか。

あい教授
あい教授

AIの案は比較の出発点にできます。ただし、収益予測や検索需要には根拠を確認しましょう。自分にない経験まで文章に足さず、説明できる範囲と調べる負担を自分で判断します。

研究員の選択メモ:話題を広く扱っても、視点はそろえる

当ブログでは、トレンドを基本軸にしながら、ブログ収益化へ挑戦する過程も発信する方針を選んでいます。この講座では「特に私の個性をだしたい」という希望から、会話と途中の解説を組み合わせる形にしました。これは実際の企画づくりで確認できた選択です。

この選択から講座で大切にしたいのは、話題の名前だけで独自性を作ろうとせず、誰にどう説明するかも決めることです。広い分野を扱うなら、読者が情報をどう判断するかを軸にできます。ただし、現在の方針を選んだことと、収益の成果が出たことは別です。ここでは成果の証明として紹介していません。

AIに頼むときも「人気分野を10個」だけでなく、「この候補で初心者が迷う疑問」「答えるために必要な資料」「更新が必要になりそうな項目」を分けて整理すると、自分が採用する理由を考えやすくなります。最終的に選ぶ条件は、実際の生活と材料に合わせます。

【50代研究員のまとめ】今日は、仮のテーマを1つ決めよう

50代研究員
50代研究員

最初から正解を当てようとするから、止まっちゃうんだね。今日は候補を比べて、見出しを試せるものを1つ選ぶことにしよう。

あい教授
あい教授

はい。選んだ理由だけでなく、見送った理由と、まだ分からないことも残しましょう。後から候補を見直すとき、そのメモが判断の手がかりになります。

今回の課題は、ジャンル名だけで終わらせず、「誰の疑問に答えるか」「何を根拠に書くか」「続けられる負担か」を一緒に書くことです。候補を1つ選び、仮の見出しを並べてみましょう。

試した結果、別の候補へ戻っても構いません。すでに記事を公開している場合は、方向を変えるために既存記事を一度に削除するのではなく、関連性や読者の案内を確認しながら整理します。今は下書きで試せる範囲から始めます。

次回予告・シリーズ案内

第4回は「ブログ記事のネタはどう探す?初心者でも困らないネタ探しの方法」です。選んだテーマから、ひとつの記事で答える疑問を見つける方法を説明します。第4回を読む。

前回:第2回 ブログの始め方
シリーズ一覧:50代からのブログ初心者講座
次回:第4回 ブログ記事のネタの探し方

参照した公式情報

公式情報の確認日:2026年10月4日。候補数や選び方は本講座の練習用の提案で、特定のテーマの収益や検索順位を保証するものではありません。

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