50代から始めるブログ初心者講座 第5回
「記事のネタは決まった。でも、タイトルが思いつかない」。書きたいことはあるのに、最初の一行で手が止まることがあります。目立つ言葉を入れるか、短くするか、考えるほど迷いますよね。
まず押さえたいのは、何について、どんな疑問に答える記事かが伝わることです。今回は、タイトルの候補を作り、本文で答えられるか確かめて1案を選ぶ練習をします。タイトルだけでアクセスが増えると約束する方法ではありません。
前回の第4回「ブログ記事のネタの探し方」で選んだ疑問を使って進められます。ネタをまだ決めていない方は、先に一つだけメモしてみてください。
50代研究員と、AIの解説役「あい教授」の対話に解説を挟みます。あい教授は架空のキャラクターです。会話と練習例は説明用に構成しています。
タイトルは、本文で答えることを知らせる入口

「ブログのこと」じゃ、ざっくりしすぎか。でも、いきなり気の利いた言葉なんて出てこないよ。

気の利いた言葉は後で考えても大丈夫です。「ブログの、何について?」を足しましょう。「記事ネタのメモの書き方」なら、読む前に内容を想像できますね。
ここでいうタイトルは、ブログ全体の名前ではなく、一つの記事の題名です。「50代からのトレンド研究所」はブログ名、「ブログ記事のネタはどう探す?」は記事のタイトルです。
「初心者向け」と付けるだけでは、何が分かるかまでは伝わりません。対象と内容を組み合わせます。たとえば「ブログのネタメモの書き方|初心者向けの記入例」なら、メモの項目と例を探す人に向けた記事だと分かります。本文にも記入例が必要です。
Googleの公式説明でも、ページの内容が分かる具体的で簡潔なタイトルが勧められています。検索に使う言葉を何度も並べることは避けるよう案内されています。タイトルについての公式説明を確認できます。
図解:タイトル案を「本文との一致」で選ぶ
誰が、何を知りたい?
話題 + 疑問や分かること
数字・条件・比較も確認
不要な言葉を削る
→ 1案を採用
約束する範囲を狭める
→ 必要なら本文を調べ直す
本講座の練習用の判断図です。検索順位やクリック数を保証するものではありません。
ブログ記事のタイトルの付け方:まず3つの材料をメモする
タイトルを作る前に、「読者」「疑問」「答えられる範囲」を書いてみます。第4回のネタメモを使うなら、まだ分からないことが残っていないかも確認します。
読者:ブログを始めたばかりの人
疑問:思いついたネタを、何を書いて残す?
答えられる範囲:メモする項目と、説明用の記入例
この材料なら「ネタメモの書き方」をタイトルの中心にできます。「収益が出るネタの選び方」まで広げると、用意した材料では答えきれません。言葉を足す前に、どこまで説明できる記事かを決めます。
読者を50代とする場合も、年齢を入れるだけで終わらせず、仕事の合間に進めたい、操作に慣れていない、といった状況を本文で扱います。すべてのタイトルに「50代」を付ける必要はありません。
タイトルの例を比べて、採用する理由を残す

「知らないと損!」って入れたら、気になるかな。いや、メモの話で何を損するんだろう……。

その疑問が大切です。具体的な不利益を説明できないなら、無理に足さなくてよいですよ。今回は「何をメモできるか」が伝わる候補を比べましょう。
同じ記事に付けるタイトルを比べます。以下は説明用の候補で、クリック数を測定した結果ではありません。本文にはメモの項目と記入例がある、という条件です。
| タイトル候補 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| ブログについて | 具体化する | 何の疑問に答えるか分からない |
| これで絶対に稼げる!ブログのネタメモ術 | 採用しない | 本文で収益を保証できない |
| ブログのネタメモの書き方|初心者向けの記入例 | この条件なら採用 | 記事の範囲と、読む人が求める材料が一致する |
採用理由は「なんとなくよさそう」より、「本文に記入例があり、何の書き方かも分かる」と残すと、後で見直しやすくなります。勢いのある言葉を使うかどうかも、本文で説明できるかを基準にします。
使いやすい型は、本文に合わせて選ぶ
- 方法を説明する:「○○のやり方|初めての人向けの手順」
- 疑問に答える:「○○は必要?判断するときの確認点」
- 比較する:「○○と△△の違い|条件をそろえて比較」
「手順」と書くなら順番を、「比較」と書くなら同じ項目で比べた材料を載せます。型に本文を無理に合わせず、用意した答えが伝わる型を選びましょう。
キーワードは、読者が使う言葉として自然に入れる
キーワードとは、検索するときに入力する言葉です。「ブログ タイトル 付け方 初心者」のように、目的や条件が具体的な検索を考えると、どんな疑問に答えるべきか整理できます。
この検索語を、そのまま空白で区切って題名にする必要はありません。「ブログ記事のタイトルの付け方|初心者向けの例と確認点」のように、読みやすい日本語へ直します。同じ意味の「付け方・決め方・作り方」を全部詰め込む必要もありません。
前のほうに記事の中心となる話題を置くと、読み始めてすぐ内容をつかめます。本講座では読みやすさのためにそう整えます。「キーワードを先頭に置けば必ず順位が上がる」というルールとしては扱いません。
「ネタメモ」を知りたい人と、「ブログ全体の名前」を決めたい人では疑問が違います。同じ「ブログ タイトル」という言葉があっても、どちらの記事なのかをタイトルと導入で明確にしましょう。
タイトルの文字数は?「32文字」に無理やり合わせない

短くしたいけど、「初心者向け」とか「記入例」とか、消すと伝わらない気がする。文字数で決めれば楽なんだけどね。

まず重複した言葉を削りましょう。対象や条件は、消すと記事の意味が変わらないか確認します。文字数だけで合否を決めなくても大丈夫です。
「32文字以内がよい」という目安を見かけても、全記事の絶対条件にしないことが大切です。Googleの英語版の公式説明では、タイトル自体の長さに上限はなく、検索結果では必要に応じて端末の表示幅に合わせて省略されると説明しています。
本講座では、まず一息で内容をつかめる長さに整えます。たとえば「初心者の方が初めてブログを始めたときに使うネタメモの書き方」は、「ブログのネタメモの書き方|初心者向けの記入例」と整理できます。必要な情報を残し、同じ意味の言葉を減らす練習です。
価格、地域、対象年度などが答えを変えるなら、短くするために条件を消さないようにします。検索結果に全部表示される保証はないので、特に伝えたい話題や疑問は後半だけに置かないようにしましょう。
数字・年号・「最新」を入れる前に確認する
「5つのコツ」と付けるなら、本文で5つを説明します。数字は内容の見通しを示す道具です。3つしか材料がないのに、目立たせるためだけに10個へ増やしません。
年号は、その年の条件を扱う場合に使います。基本的なメモの書き方なら、無理に「2026年最新版」と付ける必要はありません。年号だけを更新して、古い本文をそのままにすることも避けます。
研究員の選択メモ:連載名より、各回で分かることを先に
この講座では、最初に全12回の題名と役割を決め、記事内に「第○回」の表示を入れる方針にしました。長いシリーズ名と記事で扱う疑問は、表示する役割を分けています。
今回のタイトルは「読まれるブログタイトルの付け方|初心者が押さえたい基本」です。「50代から始めるブログ初心者講座」というシリーズ名は、本文冒頭とカテゴリーでも伝えます。これはこの講座で採用した編集上の選択で、アクセスが増えたという実績の紹介ではありません。
もし同じ講座でも毎回「50代から始めるブログ初心者講座について」とだけ付けたら、ネタ探し、タイトル、構成の違いが分かりにくくなります。各回で決められることをタイトルに残すと、前後の記事へ案内しやすくなります。
WordPressでは記事の題名とSEOタイトルを確認する

入力欄に「タイトル」と「SEOタイトル」があると、また止まっちゃうな。同じものを二回考えるの?

別々の内容にする必要はありません。SEOタイトルは、検索向けのタイトル情報を設定する欄として表示されることがあります。短く整える場合も、記事で答える内容はそろえましょう。
WordPressは、記事の作成や管理に使う仕組みです。SEOは、検索する人や検索エンジンに記事の内容を分かりやすく伝えるための工夫を指します。詳しくは第9回で扱います。
使っているテーマや追加機能によって、タイトル欄の表示や設定方法は違います。記事の題名とSEOタイトルの両方がある場合は、対象・数字・年号・答える範囲が食い違っていないか確認します。SEOタイトル欄がないからといって、今回の練習ができないわけではありません。
Googleの検索結果に出る見出しは自動的に作られるため、設定した文字列と異なる場合があります。変更も即座に反映されるとは限りません。まず自分の入力と本文をそろえ、検索での表示確認や公開後の改善は第9回・第10回で学びましょう。
今日の練習:候補を作り、本文の根拠で1案選ぶ
- 第4回で選んだ疑問を一つ取り出す。
- 「誰が知りたいか」「本文で何を答えるか」を一行ずつ書く。
- 話題と疑問を組み合わせ、候補を2~3案作る。
- 候補の数字・条件・約束を、本文のどこで答えるか確認する。
- 不要な言葉を削り、採用した理由を一行残す。
2~3案は本講座の練習用の目安です。仕事のあとで時間が少ない日は、一つの候補だけでも構いません。「何の話?」「本文に答えはある?」「言いすぎはない?」の3点を見れば、次に直す場所が分かります。
タイトルは最初に仮置きし、本文ができた後に確かめてもよいものです。書いている途中で答えられる範囲が変わったら、最初のタイトルに固執せず合わせ直しましょう。
【50代研究員のまとめ】うまい一言より、内容が分かる一言

今日は名コピーをひねり出さなくていいんだね。「何が分かる記事なのか」を、一回ちゃんと言ってみるよ。

はい。選んだタイトルの言葉に、本文で答えられるか確かめてみてください。次は、その答えをどんな順番で並べるか、見出しから考えます。
今回の一歩は、記事の疑問からタイトル候補を作り、本文との一致を確認して一つ選ぶことです。読者が内容を想像でき、読んだ後にその答えを見つけられる題名を目指しましょう。
次回予告・シリーズ案内
第6回は「ブログ記事の構成はこう作る|見出しを決めてから書く方法」です。タイトルで知らせた答えを、どんな順番で説明するか整理します。
前回:第4回 ブログ記事のネタの探し方
シリーズ一覧:50代からのブログ初心者講座
次回:第6回 ブログ記事の構成の作り方
参照した公式情報
公式情報の確認日:2026年10月7日。候補の数、判断図、タイトルの比較例は本講座の練習用の提案です。検索回数やクリック率の測定結果ではありません。

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